day2 - ファッキン世界観
おそらく私世代には珍しいことだが
私はドラゴンボールを通っていない
なんていうんやろう...
子供のころやっぱ周りはみ~んなドラゴンボールを観ていたが私はかたくなに観ることを「拒んでいた」....ワケではないがなぜか「興味がわかなかった」
正直なところ、ホントのところのドラゴンボールを回避した理由など覚えているわけが無いし、大人になった今、自分でも不思議で不思議で仕方なかったので
3~4年前に改めてドラゴンボールを読んでみた
なるほど
これは全然おもしろくない
いや
おもしろくないことはない
ただ「俺が好きな世界観じゃないな」と納得した
俺はみんながドラゴンボールに熱中しているとき、何に熱中していただろうかと思い返してみた
しげるだわ
妖怪だわ
なぜか俺の家には水木しげるの妖怪図鑑<日本の妖怪編>と<世界の妖怪編>があった
俺の実家は謎が多い
なぜか「キン肉マン」「魁!男塾」「燃えるお兄さん」が全巻揃っていた
うちの両親のものでも無いというし、俺には姉がいるのだけど姉も読むどころか触れたことすら無いらしい
ともかくとにかく謎が多いNISHIHARA家の蔵書
そんな10歳にも満たないガキンチョにとっては異質すぎるラインナップの中で私は育ったのである
(続く)