デスメタルも人それぞれ

12月19日発売、我々のデビューアルバムUSE MY KNIFE
プレスがもう完成している

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イヌイとか大阪に住んでるメンバーにはもう渡したが、ウメボは関東に住んでいるためさきほど郵便局に行ったのですが、郵便局員の方に「コレなんのCDですか?映画ですか?」って言われた
そう、このジャケット。最高なんです
グロいだけじゃない。まさに映画。一枚の絵なんだけど実に物語性があって
こんなポスター家に貼ったら怒られるって人も多いとは思うんやけど、このポスター(タワレコHMV購入特典)は是非GETしてほしいな
「グロい」とか「気持ち悪い」とかいう感想はもはや浅い
これはアートや


今作について語っているインタビューなどで俺が頻繁に使う言葉
"キャッチー"
これ人によっては"デスメタルをソフトにしたのか?"と思うかもしれないけども
決してそうじゃない
頭に残る展開、メロディ、印象に残るフック
それを目指した

決して、万人に受けるようにデスメタルをソフトに加工したわけじゃない
なんならデスメタルの中でもトップクラスの残虐さを誇っている。と俺は自負している

"デスメタルの残虐さはそのままにニューメタルのキャッチーさを加え、なおデスメタル"

誤解を生みまくる表現かもしれないけど今ポンと頭に出てくるのはこれだ

インタビューで必ず聞かれるのが"デスメタルへのこだわり"
おそらくインタビュワーの方々は、この手の音楽をやっている人間は、こだわりが強く、良い意味で偏ってると思ってらっしゃるんじゃないかなと思う
まぁそれは合ってる
日本でも他の国でも色んなデスメタルとかグラインドコアとか...そういうジャンルの人に会ってきたけど、そのイメージはおおむね正しい

そのうえで俺のデスメタル観っていうのは割とみんなと違うと思う

一般的にいうと(俺個人の感覚だけども)
デスメタルとかグラインドコアは前提として、アンダーグラウンドで偏ってて、一部の熱狂的な人に支持されるカルト音楽だ。映画でいえばホーリーマウンテンとか、もうちょいわかり易いので言うと時計仕掛けのオレンジとかそういう類だ。万人をエンターテインできるわけでもなく、そして万人をエンターテインしようと意図して作られてるわけでもない。いわゆる前衛アート的なやつだ

だけど俺のデスメタルはそうじゃない
俺はデスメタルでMARVEL映画でありたい。ド派手にキャッチーにこれ以上わかりやすさが無いくらいの超娯楽作、エンターテイメント溢れるアート。俺はそういうのが自分のデスメタルの中にはあってほしいと思ってる