ヨーロッパツアー2018 DAY4 ドイツ Death feast Open Air day1
ということで
私の鉄拳制裁により心を入れ替えてくれたペピン君のドライビングにより
至極スムーズにDeath feastの行われるANDARNACHに到着
もうそろそろ会場が見えるはずだが....
見えた
終わった!ジェットコースターとかがある
会場に近づいてみると、そこにはもう長蛇の車の列ができておりました
我々、出演者なのでその横をスイーっと通っていきます(快感)
みんなが手を振ってくれます
この早くも自然発生しているフェスならではの一体感に我々早くもテンションMAX!!
とりあえず会場入りした我々
まずはバックステージにIN
バックステージはステージの真後ろにデンっとつながってる感じでこれは便利だし、おもしろい造りだなぁと思った
ここで私の手描きのDeath feast Open air全体図をドン!
こう見るとステージが小さく見えるけど、そうじゃない
全体がバカデカいのだwwwww
このキャンプ場で世界各国から集まったデスメタルバカ達が3日間キャンプをして過ごすのだ。俺たちは関係者用テントで寝泊まりしてたけど、キャンプ場の色んな人のテント訪問して遊びまくった。っていうかマジ東京ドーム〇〇個分とかそういうレベルの広さで最初キャンプ場に足を踏み入れた時は驚愕したなw
24時間ず~~~~~~~っとバカ騒ぎしてるしw
マジで異次元、地獄の72時間やったな、今思えばw 最高だった
バックステージに入るとすぐに黒人男性が声をかけてくれた
誰なんだろうか...と内心思いつつ、う~んこんな親しげに話してくれるなんて会ったことあるけど忘れてるパターンだなとごまかしごまかし会話してみる
が、よくよくしゃべってみると初対面らしい。最近日本でもこういうの多いですよねw ネットでいつも見てるから最初からやたら昔から知り合いかのような絡み方してくる人ww いや、俺は好きやけどね
で、君は今日どのバンドで出るの?と聞いてみた
彼は「俺のバンド名変わってるんだよ」と言いつつフライヤーを指さした
終わった!
こいつ稲の人だ!!
世界一ムチャなバンドロゴの人だ!かっけぇえええええ!!
そんなやつが実は俺のことチェックしてたなんてマジ光栄だわ。俺もロゴは知ってたよ!
そのあとはビール飲んだり、俺個人的にはEpicardiectomyとかPARTY CANNONとか久しぶりに会う友達が多すぎて最高にアガった
DisgorgeのDiego. この日はBroken Hopeでベース弾いてた。会うのは6年前にLAでタイバンしたぶり。来月はCattle Decapitationで来日するらしい。出世したね~w すげぇわ
と、旧友たちとの再会を楽しむのもつかの間
あっという間に自分たちの出番が来てしまった
ぐひゃぁあああああ~~~~~
まだ心の準備ができてねぇ~~~~~~~
まぁいいや
全員ぶち殺してやるぜ!!!!!
ヨーロッパツアー2018 DAY4 ドイツ
いよいよ
いよいよ
DAY4にしてこのツアーのメインイベント"Death feast Open air"です!
我々の出番は19:00pmと多少余裕はあるが、俺たちの前に出るバンドも見たいし、フェスの雰囲気もビンビンに味わいたいので俺は早めに出てオープン前に着こう!朝7時起きな!と(リーダーとして)前日に皆に指示を出していたのだが...
それに反旗をひる返すものが1人....
なんとペピンだ!
「おまえたち出番遅いし9時出発くらいでも問題無ぇよ~」とか言って出発時間を遅くしようとしてきやがった。まぁそこはなんとか「いや、早めに言ってタイバン見たい」とか色々説明して結局はキチンと7時に出発したのだが
道中でまたしても事件勃発
パーキングエリアでトイレ休憩を入れたのだが、なんとペピンが戻ってこない
20分くらい車中で待ったであろうか
とうとうあの温厚なうめぼがイライラしはじめた
「なんで俺たちがあいつを待たなきゃいけねぇんだよ~、(川崎じゃそんなワガママゆるさねぇよ?)」
ぶっちゃけ言うと俺はこの時点では全然イライラしていなかった笑
たぶん俺はずっとアメリカでメキシコ系アメリカ人とバンドしていたのでアホな外国人に待たされるなんてのは、まぁ海外なんてこんなもんだよって感じなんだったと思う
が、冷静に考えるとマズいよなぁ
Death feast も遅れたくないし、ツアーもこのままのノリで続けられても困るし...
あと何より思ったのがペピンは若干俺以外のメンバーをナメてる感じだった。英語だったからみんなは気づいてなかったが俺と話すときにある他のメンバーのことをsmall one(あのちっこいの)って呼んだり、ちょっとちょっとひっかかるとこがあった
ので俺はペピンと2人で話すことにした
が....まぁ話そうと思ったんだけど気づいたらシバき回してたw
なんか生意気だったから
てめぇ次ナメた真似したら歩けなくしてやるからな、ということでペピンと合意
まぁその後はメンバー一同笑っちゃうくらいテキパキした良い奴に一瞬で変貌した笑
マジで漫画かよ、っていうくらい人間が変わって最高だった
別に暴力を肯定してる訳じゃないけどね
俺が海外でガッツリいい感じでやれてる理由、これもあると思うな笑
日本でもそうだろうけど人間ナメられたら終わりだ
まぁ地球上どこにいてもそうだよね、ナメてるやつには分からせないと物事がスムーズに進まない
まぁリーダーっぽい仕事ができて良かったなって思ったけど、イヌイかうめぼかいわく「遅かれ早かれKiyoさんこいつをシバくだろうなってずっと思ってた」らしい
まぁそれはそれで俺っぽくていい
メンバーが俺を理解していて満足だ
海外に出た時に俺より頼りになるバンドマンはおそらくいないぜw
せっかくブルータルに生まれたんだもの
と、ここでようやく快適なツアーの準備が整い
Death feastに向けて!あらためてレッツゴー
ヨーロッパツアー2018 DAY3 スイス
朝七時起床
昨夜もイヌイのいびきがけたたましかった
朝8時半ホテル前にて今回一緒にツアーを周るシンガポールのAsilentとしばし談笑
そんなこんなしてる間にツアーマネージャーとドライバーが二台のバンでホテルに到着
いよいよツアー開始でメンバー一同武者震(は特にしてない)
が、ちょっと待った。俺たちのバンのドライバーとして配属されたペピン君...髪が緑色だ
終わった!あと黄色ヘアーがいたらイヌイと三人合わせて信号だ
いや、ちょっと待った。イヌイ髭は黄色だ。終わったわ
のちのちこのツアーに嵐を巻き起こすペピン君と"the 加湿器"の異名を持つほどの汗かきイヌイ
そんなどうでもいいことは置いておいてスイスへ出発。チェコ、そしてドイツを通ってスイスに入る。6時間くらいやったかな。意外に近かった。
今夜、ライブをするチューリッヒは街がクソオシャレでイケイケだった。人がたくさんいたが老若男女み~んなファッショナブルヨーロッパ戦士だった
そんな街並みの中心に鎮座する今日のライブハウスThe Ebietas。まずバーテンの女子がかわいい。かわいいなんてレベルじゃない。終わったわ。イケイケだ
今日のライブに来てるお客さんたちもメタルTシャツで武装はしてるもののどこか品があっていい感じの人達ばかりだった(気がした)
っていうかCarnal decayのやつらは日々こんな素敵な街で暮らしてるのかw
そういや今日のPAは粋なことにCarnal decayのボーカルMichaelがやってくれた。その他ギターのIsa、ベースのNasarも会いにきてくれて嬉しかったなぁ
ライブの方は一バンド目の地元のバンドからだいぶ素敵なイベントで最高だった
今回一緒にまわってるAsilentはドラムがうますぎる。Wormrotといい、シンガポールのバンドはドラムが超人的にうまいやつがぽつぽついる
俺たちもライブクソ盛り上げることができて、ライブ後は物販に長い列ができてイケイケだった
ライブのあとはなんかCarnal decay達がたまに働いているというアジトみたいなとこへ
明日はDeath feast open airに向けてドイツに朝7時出発なので軽く飲んで寝ようと思ったが、Carnal decay達に永遠にショットとビールを注がれて気づけば夜中の三時。最後に「よし!とりあえず川に飛び込んでみよう!」ということで、昼間見ていた中心街を流れるオシャレな川に俺とコハラとイヌイとCarnalのマイケルとNasarで飛び込んでみた。普通にバリ寒かったww
(飛び込んでる動画とかは俺のインスタでチェックお願いします)
川に飛び込んで頭が冷えたのか、おいおいツアーライブ初日でこのテンションで遊んでたら後の日程、身体持たないぞ!という思いが頭をよぎったが...まぁいいでしょう
(後に知ったのだがこの川ダイブでコハラは体調をくずしたらしい。雑魚すぎる)
明日からもその場のノリでいくわ
ヨーロッパツアー2018 DAY2 チェコ
無事にチェコに到着した我々WEM大阪組
とりあえずホテルでシャワーといきたいところだがまだ朝の6時だ。とりあえず空港にあるレストランに
おいしそうだったのでとりあえず色々頼んでみたら会計が日本円で2,500円くらいになってた。チェコの物価が高いわけではないが、俺がチェコの通貨に慣れてないのと空港内のレストランなのでとてもお代が高くついた次第です。これから現地通貨の感覚に慣れなくては...とふんどしを締め直した
メシと飲み(朝6時だがビールがうまい)を終え、もしかしたら早くチェックインさせてくれるかもという期待を抱きつつホテルへ
結果からいうとチェックインは厳格に14:00からだからダメだ。出直してこい。とのことでした。この時点でまだ朝の8:30
とりあえずホテルフロントの姉ちゃんが死ぬほどかわいい
この意味不明な土地で俺たちはどう時間を潰せばいいんだ...とは思いましたがそこは持ち前の関西人フロンティアスピリッツでもって、スーパーの前でたむろしてビールを飲みまくるという旅行ガイドブックでは絶対載っていないライフハックをもってしてなんなくこの局面をクリア。そうこうしてる間にWEM東京組も合流しホテルへ
ここぞとばかりにグラサンかけてきた橋田センパイに草x10000
無事チェックイン。とりあえずフロントの姉ちゃんが死ぬほどかわいい。何か書くためにかがむたびに見える胸の谷間がまぶしい
この時点ですでにだいぶ仕上がっていた我々、シャワー休憩もそこそこにプラハの中心街に繰り出すことに
チェコは日本と違っていちいちいろんなものに英語表記が付いてないのでまったくバスと電車の標識が読めねぇ!笑
が、そこも私のサバイバルスキルで難なくクリア。私が海外でも通用する理由は英語が話せるからではない。言葉が分からなくても誰とでも仲良くなるという意外にみんなができないスキルをもっている。これはガチで自分の数少ない長所の中で最も誇れる部分だ
マジで
チェコの人達はみんなめちゃめちゃ親切でしたね。国民性なのかな。みんなアメリカ人みたいなくどいエセフレンドリーではなく、ナチュラルに親切で素朴な素敵な人達でした
プラハの中心街はとても素敵なところでした。ゆっくり観光できてとても良かった。ここでもビールが安い(日本の中ジョッキよりはるかにデカいサイズでも200円いかない)のでメンバー一同安酒を痛飲してしまいました。チェコはメシも美味い!(日本にくらべるとそんなでもない)
ということでツアー二日目もビールを大量に消費して終了。明日は朝一からツアーマネージャー、ドライバーと合流して1発目のライブ地スイスはチューリッヒに向かいます
いよいよ明日から本格的にはじまるヨーロッパデスメタル虐殺旅行!
色々なことに感謝しつつかますぜ!
ヨーロッパツアー2018 DAY1 出発
いよいよヨーロッパに出発の日
ヨーロッパツアー1発目のライブはスイスだが、機材とツアーマネージャー、ドライバーと合流するためまずチェコに向かう
WEM大阪組は
大阪→大連、大連→上海、上海→チェコというルートでチェコを目指す
ファーストフライト大阪→大連が12:00pm出発のため我々は10:00amに関空に集合
イヌイが赤髪になっていた
荷物を預け、大急ぎでしばらくは食せないであろう寿司を食べ出発ゲートへ...
が!
待てど暮らせどなぜか搭乗がはじまらない!
ゲートにいる係員に聞いても「何も情報が入ってこないんです。」の一点張り
そこでgoogle先生に聞いてみたところ(googleにフライトナンバーを入れるとそのフライトの情報が見れてとても便利)...、終わってる!なんと7時間遅れ!ってかなんでgoogleに情報が行ってるのにゲートにいる航空会社の人間に周知されてないんだww
とにもかくにも7時間も遅れられたら、次の大連→上海の乗り継ぎが間に合わない!ファックすぎる笑!
とりあえずビールを飲みまくる
まぁその時は上海あたりで航空会社がホテルなり用意してくれるやろう。最終的にチェコに着けばなんでもいいやと酒が進みに進みまくった18:00あたり
突然放送で名前を呼ばれて行ってみると「あなた達このままこの便で行くと上海→チェコにも間に合わないから、大阪→上海の他の便に振り替えるわ」ということで、突如まずは上海を目指すことに
上海にワープ(この時点ですでに23:00)
上海でとりあえず腹ごしらえ。レストランの店員に指差しで青島ビールを注文してるのに何度もキリンビールが出てきた。どうなってるんだ。
0:35に上海→チェコの便に搭乗
とりあえず機内食のマズさがハンパじゃない!イヌイとコハラにはライスが出てきたけど、なぜか俺だけ大学生が作ったゴミみたいな焼きそばが出てきた
あと最初の案内が0:35 - 6:35着の6時間くらいフライトやったけどもう12時間くらいは飛行機に乗ってる。おそらくこれ0:35は上海時間で6:35はチェコ時間だ。中国の航空会社なので客室乗務員が全員中国の女性なのだが、その中の一人が俺たちのこと嫌いっぽい笑。無料ビールを飲み過ぎだろうか。いや、明らかにこれは嫌がらせだ
お国が違うんだ、仕方ないよ
そんなこんなであと30分でチェコに着陸です
今、日本時間調べたらもう昼の12:00やないか!笑
俺たち丸一日移動に使ったのか...ww
それではまた明日書きます
day49 - マヒシュマティ王国
自分を殺そうとしている女性が仕掛けてくる全攻撃を難なくいなしつつ、その間にその女性に化粧を施し、最終的にその女性をオトす
どうも、伝説誕生NISHIHARAです(分かる人には分かる)
X-FILES2018をようやく全部見終えていろいろ書きたいいろいろ騒ぎたいところなのですが、とにかく毎日やることが多すぎて盆休みどころではありません
とりあえずDEATHFEAST OPEN AIRの詳細がいろいろ出てきて
巨大プールが設置されているらしいので水着を買って行こうかな〜とか
まぁ別に今日は書くことない
が、ヨーロッパツアー中はなるべく更新しようかなって思ってます
ここで更新するかはわからないけど俺のSNS各種でリアルタイムで俺たちのヨーロッパツアーをお届けしたいな
*俺はtwitterをあまり使わないから興味をある人は俺のinstagramをフォローよろしく
KIYO ENDSMAN (@kiyo_said_no) • Instagram photos and videos
今回ツアーマネージャーも雇って色々ガチでやってみて見えたこともあるし、現地に行ってみたらまた違うかもしれないし、そういうのが俺たちの後にヨーロッパのライブに行く若いバンドさんの参考になればいいな
まぁ若いバンドさん、将来海外に出たいなら体は鍛えておいて損はないぞ
day48 - どっちにでも振り切れるぜ俺は
こんにちわ!ゴールデンエイジオブグロテスク鈴木福です
ヨーロッパツアーに向けてまだまだ書類作成やらなんやらに追われてます
しかしなんですなぁ~
今回自分たちがどういう待遇なんか現地に行ってみないとはっきりとは分からんのですが...みんなちゃんとしてるなぁ笑
今回俺たちはキチンとツアーマネージャーを雇って、ドライバーも付けて7か国9つのショウをこなします
そしてすべてのショウに対してキチンと契約があります
ケータリングは何を出せとか
ホテルは絶対こういう環境とか
場所によってはビュッフェ形式のケータリングのリストとか送られてくる
なんか色々書類にしてマネージャーが各地のオーガナイザーに「うちのアーティストにこれ用意しとけやオラァ」みたいな感じらしいです
*こういう書類のことHospitality riderっていうらしい。アメリカでずっとバンドやってたけどそんな英語はじめて聞いたぞ笑
う~ん、正味のハナシ
俺別に車の中でも床でも寝れるし、ツアーってそんなもんだと思ってるし別にそんなガチにしなくていいよ(笑)とか内心思ってたんだけども
マネージャーに「俺よく分からんから他のバンドのHospitality rider見せて」って言って見せてもらうと
みんな"Extremely Cleanなホテル"とか"現地のキンキンに冷えたビール"とか"ホテルの部屋でアフターパーティーとかはあり得ない"、"絶対部屋にホコリはダメ!"とか笑
食べるお肉の種類まで指定してる....
厳しいなおい!おまえら小汚いバンドマンのくせに随分言うねぇ!!
まぁまぁこんな感じでアメリカでは絶対に味わえないヨーロッパのプロの仕事に戸惑いながらもワクワクとツアーの準備しております
まぁすべてが書類通り用意されてるわけないと思ってるけどね、俺は笑
じゃあいちいち面倒くさいから書かせるなよ笑
けど俺たちのマネージャーの人、今あの伝説アメリカのスラッシュメタルD.R.Iのマネージャーとしてヨーロッパ周ってるガチの人らしい。D.R.Iのあとに俺たちってことで手抜かないのかな笑
まぁさ、こっちはアドベンチャーしに行くんだからさ、トラブルとか上等なんだよ!!!
*イヌイのイビキだけが心配。ホントに